メッセージ 
   
 

どんな治療も「みたて」(専門的判断)から始まります。

心の行きづまりや、精神の不調は目に見えない部分が大きいので、なおのこと心のみたてが大切になります。

 私たちは、皆さんが御一人では心の行きづまりや不調に対する対処の判断がつかないときに、専門家としての判断をすることで、お役に立とうと努めています。

 今の状況に対する緊急対処としてのアドバイス、お薬の必要性やその処方、継続的に精神療法や服薬が必要かなど、現在その方に必要な「みたて」をお示しできます。

 心の問題は、たとえ「病名」がつく場合でも、その人の人生の一部という側面があります。ですから、科学的統計的なデータは大切ですが、その通りにいかないことや、同じ症状でもちがう治療法が効を奏することがよくあるのです。

 私たちのクリニックでは、皆さんの悩みや病気に、その時々にできる対処を示しながら、もう一方で、各個人の生活や人生の中で、病状や事態をどう捉えていくかを、精神療法・心理療法的な視点から考えていくことにその特徴があります。

 たとえば、「最初の不安は薬を飲んで安定したが、そこから先どうしたらよいかわからない」「薬を飲み続けていくことに対する不安や、止めたいと思う気持ち」「不安が起きた原因の、仕事の状況を相談したい」「人間関係のストレスにどう対処したら良いのか」

・・・こうした個別のこと、個人的な体験にも専門家としての御相談にのることができるでしょう。